溺愛されてもわからない!

そんな
男子を意識した事なかったもん。
だって
田舎の学校のキャンプがあってもね
男子も女子もそこら辺で寝てるし。
みんな仲いいし
子供の頃から一緒で兄弟みたいなもんで
こんな意識するような男子もいなかったし。
イケメンいなかったし。

だから無意識に夢君を誘って
みんなでここに仲良く布団並べて
怖い話とかバカな話なんてして
交流を深めようと思ってたのに

私って意識が遅れてる。

反省。
てか襲われるの嫌だ。
夢君に惚れてるかもしれないけど
襲われるなんて冗談じゃない。

やっぱり自分の部屋で寝ようかな
でも言い出したのは私だ。

モモンガ怪人と布団を持って来よう。

戻って来た一夜と一緒にソファを移動。

「マジでここで寝るの?」
一夜に確認されて深くうなずく。

「布団セットしよう」

覚悟決めるぜ!


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