みつばとなのはな
新しい高校
キーンコーンカーンコーン
学校にチャイムが鳴り響く。
「じゃあ、佐野さんは、先生が呼ぶまで、教室の外で待っててね」
「はい」
学校に着き、先生に挨拶したら、次はクラスの人たちに、自己紹介だ。

ガラッ

先生が教室のドアを開けて教室に入って行った。

はぁ、うまく自己紹介できるかな。

「えー、今日は、転校生を、紹介します。」
「佐野さん入ってきて。」
「はっ、はい」
先生に呼ばれ、教室に入り、自己紹介するために教室の前に立った。

「初めまして、佐野花菜です。えーと、よろしくお願いします」
少し緊張しながら、頭を下げた。
「えーと、じゃあ佐野さんの席は、あそこね。」
と、先生が指を指したところは、窓側の1番後ろの席だった。
「はい」
あれ?隣の人がいない。
「じゃあ出席を取ります。…えーと、今日の休みは、1人だけだね。」
隣の人ってどんな感じの人だろう。
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