Turquoise Blue 〜空色のベース〜


「………」


ブルル

「!!」


− 画面を見ていたら着信

『師匠』!!




ピッ
「…はい!!」



『もしもし?
ユカちゃん?
今、平気かな?』


−楽器の音と
大勢、人がいる声がする




「平気です!けど、あの!!
ししょー
…あの
『彼』の連絡先って
携帯に入れましたか?!」


『いや?なんで?』


「何か今見たら携帯に!
シークレットで
『彼』の携番入っててですね?!
『灰谷 遠矢』って『彼』ですよね?!」


『…そうだけど…
シークレットで入ってたの?』


「はぃ…
私そんな登録してないし
あの日携帯に触ったの
『彼』と、ししょーだけだから…」




− 突然、ししょー が
馬鹿笑いを始めた


止まらない。





< 201 / 208 >

この作品をシェア

pagetop