私の彼氏は親友とデキていました〜もしも主人公が性悪だったら〜

「…そう。じゃあ私たち別れよう。

私は浮気するようなクズな人間とこのまま関係を続けるなんてできないから。

あと美麗。

美麗に好きな人ができたら全力で応援するつもりだったけど、今回は応援できない。
親友の彼氏とって楽しい?
好きになっちゃいけないのに…!って悲劇のヒロインぶってるんだったら、こんなクズやめときなよ。

一人の女子でさえまともに愛せないクズなんだから。
まあ美麗も大概クズだけどね。
バレなきゃいいとでも思ってた?

…じゃあ私帰るから。
どうぞ二人で仲良くやってください」




唖然としている二人に背を向ける。

言いたい事全部言ってすっきりした気持ちで帰り道を歩く。


今後ろで二人がどんな顔をしてるのかなんて知った事じゃない。

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