クールな総支配人の迷子注意報?

私は、仕事が終わり
小山さんに気持ちを告げた後走った。

エレベーターに乗り向かった先は、
総支配人室だった。
ガチャッとノックもせずに思いっきり
ドアを開ける。

総支配人は、デスクで仕事をしていた。

「若葉……どうしたんだ?」
彼は、驚いた表情をしていた。

私は、息を切らしながら
「さ、さっき……小山さんに想いを告げてきました」
気持ちを伝えたと言った。

「……そうか。で、どうだったんだ?」
少し間を空けると冷静に言われる。

「フラれました。
恋人が居るんですから……当然ですが。
でもやっと気持ちが伝えられてスッキリしました」

自分の気持ちを伝えられず
隠していたから苦しかった……。
やっと吹っ切ることが出切る。苦しかった
恋を終わらせることが出切る。

「……そうか。」

「だから、責任を取って下さい」

「……はぁっ?」
私の言葉に驚く総支配人。

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