友達以上☆恋人未満
下を向いて唇を噛むあたしに申し訳なさそうに亜美は呟いた
『ごめん…でもあたし…』
『いいのいいの!気にしないで♪』
『くるみ…』
『あ~今日朝ごはん食べ損ねたんだよね!お腹すいた~』
あたしはお腹を摩りながら笑顔を作った
亜美はあたしの恋を応援してくれてる。それがすごく嬉しい。
『あッそうだ!くるみ!これ!』
亜美は何やら得意げにカバンから何かを取り出した
『じゃぁ~ん!』
『はッ!!!これは購買で売られている幻のコロッケパン!こんな入手困難なものを亜美がどうして?!』
机に置かれた光り輝いている(ように見える)コロッケパン
なにやら高級な肉をつかってるらしく限定な上に毎日売られているわけではないパンでカナリ入手困難な品だ