僕らの初恋青春譜
secret1[出会い]
「ジリリリ」と机の上でなる目覚まし時計。
なぜこんなところで鳴るか?ってそれは自分の手の届かない所に置けばその音を止めようとしてそのまま起きる!という考えがあるからだ。
「ん〜。うるさいなぁ。。」
そう言って起きたのは今日から新しく華の高校生になる森山和恋(わこ)15歳だ。
新しい制服に着替えるとなんだか新鮮な気持ちになる。
「わぁ〜。やっぱり可愛いなぁこの制服」
そう言ってうなづいていると下から大きな声が聞こえてきた。
「起きなさぁーい!!!起きてるの〜?」
起きてますとも。軽く自分の中でつっこむと
和恋は部屋から顔を出し「起きてるよ〜!お姉ちゃん!!」と叫んだ。
そう、今下から大声で叫んだ張本人は私の姉である森山美紅(みく)今日から高校2年生だ。
私の家は私が8歳の時にお父さんが死んでしまってからというもの女家系になってしまった。毎日がまるで女子高に通っているように感じる。
しかしながら!!こんな生活ともおさらばして普段から男子とも喋ってみたい!と切実に思っているのである。
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