僕らの初恋青春譜


「俺は勉強面では感じたことない感情を、そいつが俺の記憶が無くなった瞬間に初めて真っ白になった。俺は何かしちまったのか?って……いつも、バカみたいなやり取りしていてそういうことでしかあいつを笑わせてあげられなかったから俺のせいかもって……それから中学は全然会えんかったし、だから高校で会えて心臓飛び出そうになったし(笑)……やっぱり……好きだなって////……諦めたくはねぇっす」





「はぁ。彼なんてカッコイイのか・し・ら♡」





(布団の中だから見えないけど)丸山先生はステージから降りる黒澤君をずっと見とれている様子だと察しる……






私は……涙が頬を伝って流れるのを感じるのと同時に、顔がだんだんと赤くなるのが感じられた






黒澤君や遥のこと忘れちゃってごめんね……
そんな思い気づかずに私はお医者さんから言われたことにショック受けてまた2人を避けて……








いつの間にか3年前と同じことをしていたんだね……





でも、これだけは言える







この先、どんなことがあっても2人のことは思い出したい!って

< 106 / 242 >

この作品をシェア

pagetop