僕らの初恋青春譜
ええ……どうしよう。この私がだよ?!無理無理ぜっーたい無理だわ……
そんな事を内心思いながら頭を机の上でゴロゴロさせていると上から聞き覚えのある声がしてきた
「おーい。和恋!どした?」
笑顔……まぶすぃ
あっ、太陽が彼の笑顔を照らしてサポートしていたからか。
「あら〜、黒澤じゃない。私達は真面目だからテストのお話していたのよ」
「へぇ〜。それは真面目なもんだなっ」
その黒澤君の言葉を聞いて何かを思いついた顔をした遥はニコっと笑いそして
「黒澤、あんたさ何故か頭だけは悪いんだからあんたも和恋から教わりなさいよ〜。あっ、和恋さっきの言葉は撤収ね。美優は私が教えるか・ら・さ♡安心しなさい」
状況を理解出来ない……
ムクっと頭をあげるとそこには何かを企んでいるようなニヤッとした黒澤君の笑みがあった