僕らの初恋青春譜
しかし、この恒例行事は毎度のことながら盛り上がりようをみせるのだ。



まずは、お母さん、そしてお姉ちゃん、最後が私という順番である。




1時間くらい話し込んでとやっていると私はあることを思い出した。




「ねぇねぇ、るーちゃん。私って記憶喪失なのかな?」




2人はぎょっとしたような顔をしてこちらを見ていた。

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