僕らの初恋青春譜









「ふぅ〜、恥ずかしかった!」















席に座った時に和恋はしみじみと言った。














「どーした。和恋。確か…、部活の入部届けを出しに言っただけでしょ?」

















「そーそー。もしかして、途中で黒髪銀ピアスに会ったとか?!」


















美優に続いて遥までそんなことを言うもんだから嫌になっちゃう。
















「違うもんっ!でも、これで部活は週何日あるのだろう…。」そんなことを思っていたら教室の扉の方で私の名字を呼ぶ声が…。














「森山さん。部活についてなんだけど、宮田先生から伝言預かってるので来てください。」

















そこにいたのは黒髪銀ピアスこと小野寺君の従兄弟の人だった。
















「うわぁっ。噂してると人って本当にいたりするものなんだね!」と遥は言ってから、そのことに1番驚いていた。








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