僕らの初恋青春譜
てか、やっぱり男子と手を繋ぐのって落ち着かないし変な感じ。
昔はお父さんと手を繋いでいたりしたのかなぁ。そんなことを思った。
しばらく無言の時間が続いた
いつもうるさい黒澤君が喋らない?これはもはや事件だよっ!なにか前兆の予感しかしないもん。
「あのさぁ。そんなに黙るなら手離してもいい?てか、離した方が黒澤君、話す気するしさ」
すると、ムッとしたようにしてきて
「やだ。」
とだけ呟いた。