愛しているのは・・貴方だけ
麻美さんとの事が
聞きたかったが
久しぶりに直綺さんに合えた
嬉しさの方が
増してしまい
そのまま、直綺さんに抱かれた。
「アァン‥‥ん‥‥」
「おとっ‥‥かっ‥しめっ‥すぎっ‥」
わからないから、首をふると
キスを繰り返しされて
二人で果てた。
私達は、抱き締めあったまま
寝てしまい
次に私が目を覚ますと
直綺さんの姿はなかった。
ただ、私の胸元に
直綺さんからのキスマークが
残っていた。
寂しさはあるが
私は、直綺さんを信じるしか
なかった。
大学生活も三年になり
私は、実習に入らないと
行けなかった。
私は、幼稚園の先生になるが
小学校や保育園にも
実習に入る。
律華や蓮翔は、企業にはいる。
そんな時
大学をでると
「あの?もしかして
遠山 乙香さんですか?」
と、訊かれた。
私もその女性に
「はい。麻美さんですか?」
と、言うと
「はい、有森 麻美です。
やはり、あなたでしたか?」
と、言われて
何が?
と、思っていると
麻美さんは、私の首を指さした。
私は直綺さんがくれた
ネックレスをつけていた。
いまは、これが私達を
結びつける唯一だったから。