愛しているのは・・貴方だけ
ドレスも決り
今日は、パパと直綺さんと
外で、待ち合わせをして
外食をした。
直綺さんは、婚姻届けを
持ってきていて
そこで、記入して
食事の帰りに
出すと、言った。
パパもママも聞いていたらしく
ニコニコしていた。
ドレスの試着の話しや
お互いの仕事の話しをした。
楽しく食事をして
私達は、ママ達と別れて
市役所に行き、夜間の受け取りを
してもらった。
「受理しました。
おめでとうございます。」
と、係りの人に言われ
二人で、
「「ありがとうございます。」」
と、言った。
安斉直綺 32歳
安斉乙香 24歳
今日、入籍いたしました。
招待状も出来たから
明日、園にも知らせて
招待状を配る予定だ。
「乙香、今日は帰らない。」
と、直綺さん。
「どこに行くの?」
「今日は、乙香と二人でいたいから
ホテルに泊まる。」
「あっ、もぅ‥‥‥」
と、真っ赤になる
私の手をとり
「行くぞ。」
と、言った。
ついた場所は、高級なホテルで
びっくりしていると
「どうした?入るぞ。」
と、言われて
「‥‥うん‥‥」
と、言いながら、中へと
直綺さんが、手続きをして
部屋に入ると
綺麗な花束がテーブルに
置かれていて
『結婚、おめでとう。
パパ・ママ』
と、書いたメッセージが
花束と一緒にあった。
「パパ、ママ、ありがとう」
と、感動していると
後ろから抱き締められて・・
「俺といるのに
他の人のことなんか
考えるな。」
「ええっ、パパとママだよ。」
「いくら、彩さんでも。
親父は、もちろん却下。
乙香は、俺のものだろ?」
「そうだけど・・・」
「嫌なんだ。
乙香が他の奴を
思うとか、考えるとか
そう思うだけで
腹の中が真っ黒になる。」
「私は、ずっと直綺さん
だけなのに、うふふっ
おかしい。」
「そう、俺は、乙香が絡むと
おかしくなるんだ。
しかたないだろ。
こんな、俺は、いやか?」
「まさか!嬉しい。
私も直綺さんが
すっごく、すっごく、好きだから。」
と、言うと
体を反転させられて
覆うようにキスをされた
「‥‥‥んっ‥‥ゥン‥‥」
「乙香っ、愛してる。」
「‥‥‥わた‥‥し‥も‥」