愛しているのは・・貴方だけ

直綺は、仕事が終わり
家に帰った。

今日は、病院の日なのに
乙香からは、終わったとしか
報告なかった。

どうだったのかな
今日は、麻美の事務所との
情報交換で麻美がやってきた。

久しぶりに会ったが
イキイキと仕事をしているみたいだ。

同じ事務所の先輩と
付き合っていると言っていた。

乙香の事も聞かれて話をした。
妊娠している話しもした。
麻美は、自分の事のように
喜んでくれた。

違う出会い方をしていたら
良い友達になっていた・・
と、残念がっていた。

マンションにつき
“ビンポーン”
待っても、出てくる気配がない
トイレかな、それとも うたた寝か?
と、自分の鍵で解除して中に入るが
真っ暗で・・・

???どうなってる?

乙香の携帯にかけるが
留守電に切り替わる
『乙香、どこにいる?』
『なにか、あったのか?』
と、入れるが返事はなく。

すると、携帯がなり
「乙香?」
「俺だ。」
「ああ?親父?なんだ?
今忙しいんだ。」
「お前に乙香を泣かすな
と、言ったよな。
お前には、返さない。
一人で反省してろ。」
と、言われた。

乙香を泣かした?
何?
と、考えると

麻美と一緒の時に
乙香から電話があった。

俺は、事務所にいると
咄嗟に答えた。

あの時、乙香は、どこかで
俺をみた?
俺が、嘘をついたから?
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