愛しているのは・・貴方だけ
すると、コツンと頭に・・
手を当てると
長い箱があった。
うん?と見ると
「お祝い。
気に入るといいが。」
と、直綺さん。
「あっ、ありがとうございます。」
と頭を下げながらいうと
「ああ。」と。
ママが、
「みんな揃ったし 頂きましょう。」
と、言って
みんなで食事をした。
パパとママが、
私の事を色々聞いてくるから
その都度答えていた。
律華の話や蓮翔の話し
学校の様子など。
蓮翔の話しでは
パパは、おたおたしていたが
ママが、
「あら、蓮翔君は、青山コンツェルンの
一人息子さんよ。
イケメンだし紳士だし
私は、好きよ。」
と、言うと
「あっ、彩っ、すきっ、好きって
なんだよ。」
と、パパ。
「うふふっ、大丈夫だよ、パパ。
ママは、パパにぞっこんだから。」
と、言うと
二人で真っ赤になっていた。
本当に仲がいい。
「たが、その青山君と
乙香は、付き合ってないよな?」
と、パパ。
「律華も蓮翔も仲良しなの。
二人とも
とても大切な友人だよ。」
と、言うと
「宏綺、乙香も、もう19歳だよ
彼氏の一人や二人。」
と、ママが言うと
「まだいい。
乙香は、パパとママと
しばらく一緒で。」
と、言うから
ママは、呆れていて
私は、そんな二人をみていて
楽しかった。
すると
直綺さんの携帯に電話が
「ああ、わかった
いま、家族と一緒だ。」
と、話して席をたった。
パパが
「麻美さんか?」
と、言うと
「ああ。」
と、言って
ママに
「お母さん、また。
乙香もちゃんと勉強しろよ。」
と、去って行った。
麻美さん?彼女かな・・
あんなステキなんだから
いるよね。
と、思っていると
パパが
「直綺の弁護士仲間で
もう、付き合って三年位かな
結婚するのやら。」
と、言われて
そのあとは、パパ達と
何を話したか
覚えていなかった。