愛しているのは・・貴方だけ
夢乃さんから
「直綺、麻美ちゃんと
結婚するつもりなの?
あのこは、弁護士としても
いい腕をもっているし
良い子だから
あんたが、遊びなら
早く、別れな。」
と、言われた。
俺は、麻美となら
結婚してもいいかと
思っていた。
そんな時に
親父が再婚したいと
言ってきて
「直綺、彼女にあって欲しいんだ。」
と。
彼女の彩さんは、
花屋さんを経営してるのと
フラワーデザイナーを
している人らしい。
一人、娘さんがいると聞いた。
親父は、
「彩は、綺麗で優しいんだ。
それに、娘の乙香ちゃんが
これまた、美人でな。
良い子なんだ。」
と、毎日言っていた。
そう、俺が女が苦手?
だから、何度も話して
聞かせているのだとおもう。
親父が彩さんに一目ボレをして
何度も何度もアプローチして
やっと、落とした人らしい。
俺から見ても
親父は、いけてる
そんな親父から
声をかけられて
靡かない人がいるんだと
興味はあった。
彩さんには、何度か会っていたが
彩さんの娘さんに正式に
会うことになった。
俺は、仕事を抜けて
彩さんのお店に向かった。
彩さんは、本当に綺麗な人だが
娘の乙香は、美人で
優しさのオーラが
見えるような子だった。
緊張からか
頭を下げた時に
テープルに頭をぷつけて
可笑しくて笑ってしまった。
真っ赤になる
乙香に
俺は、自然と手がでて
打った乙香のおでこを撫でていた。
自分でもびっくりする
行動だった。