君に初恋………ー母の遺した宝物ー
「帰りゆゆん家行くけど、流愛ちゃんもいく?」

カバンに、ノートやら教科書やらを入れながら聞く。


「行きたいけど、お邪魔してもいいんかな。」と、横目で、ゆゆを、見つつ遠慮しつつ話す流愛ちゃん。


「遠慮すんなって。おいで流愛!」


手招きするゆゆ。



「うん」と、くっつく流愛と照れるゆゆ。


あはは、と笑い。
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