君に初恋………ー母の遺した宝物ー
「優瞳は、いつだってあんたを追いかけてた。
まだ歩けない時期も、必死に手を伸ばして小さな手で、握り返してくれた時幸せだったんだよ。
あんたが、そんなん悲しい顔すんなよ。
これから、守ってあげればいいぢゃんか。
そのために、離れててもこうやって神様は、引き合わせてくれたんだよ!
優瞳に、悲しい顔して欲しくないんだよ。
あんたにも。」
泣きそうになりながら、伝えた。
精一杯の気持ちを込めて伝えた。
嘘や偽りはない、純粋な気持ちで。
廉の瞳は、未だ雲ったまま。
一点を見つめていた…………
まだ歩けない時期も、必死に手を伸ばして小さな手で、握り返してくれた時幸せだったんだよ。
あんたが、そんなん悲しい顔すんなよ。
これから、守ってあげればいいぢゃんか。
そのために、離れててもこうやって神様は、引き合わせてくれたんだよ!
優瞳に、悲しい顔して欲しくないんだよ。
あんたにも。」
泣きそうになりながら、伝えた。
精一杯の気持ちを込めて伝えた。
嘘や偽りはない、純粋な気持ちで。
廉の瞳は、未だ雲ったまま。
一点を見つめていた…………