君に初恋………ー母の遺した宝物ー
「まぁ、手当たり次第探すしかないね。頑張ろう!!」


気合いの入ったゆゆを先頭に家の中に入ってく。


誰も家にいないのか、部屋の中は静かだった。


とりあえず部屋に案内して一息吐く。


机の上にいるお母さんの写真。


手に取る廉くんの瞳はなんだか優しげだった。


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