君に初恋………ー母の遺した宝物ー
「それ、優瞳ちゃんのお母さん?綺麗!!

優瞳ちゃんは、お母さん似なんだね」


廉の持ってた写真を眺めて、安堵が漏れた。


流愛が、覗き込み叫んだ。



「似てるかな?」

「そっくり」


なんだか、嬉しかった。


もういない母親に私が似ていると言われたこと。


心が暖かくなった…………ー
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