君に初恋………ー母の遺した宝物ー
病院へ行く道のり、駅まで歩いて五分。
そこから、タクシーで病院で行こうと駅の時計台の下で時間の確認をしてると、肩をポンと叩かれる。
「おお!ビンゴ。まぢタイプだ、ねぇ暇?
今からどっか行かない?」
「奢るからさぁ」
二人組みのチャラそうな男達に、引き気味に後ろに下がると真後ろは壁。
「やめてください!!
用事があるんで」
壁と男達に挟まれ身動きがとれない。
私の大声に、気づく通行人はヒソヒソ話をするだけで誰も間に入って来ない。
一人の男が、壁に手をつき行き場を阻む。
いわゆる壁ドンだ。
「なぁに??聞こえない。クックッ、可愛いな。もう連れてっちゃおうぜ」
男の腕が伸びる…………ーーー
ガン、と鈍い音がした。
そこから、タクシーで病院で行こうと駅の時計台の下で時間の確認をしてると、肩をポンと叩かれる。
「おお!ビンゴ。まぢタイプだ、ねぇ暇?
今からどっか行かない?」
「奢るからさぁ」
二人組みのチャラそうな男達に、引き気味に後ろに下がると真後ろは壁。
「やめてください!!
用事があるんで」
壁と男達に挟まれ身動きがとれない。
私の大声に、気づく通行人はヒソヒソ話をするだけで誰も間に入って来ない。
一人の男が、壁に手をつき行き場を阻む。
いわゆる壁ドンだ。
「なぁに??聞こえない。クックッ、可愛いな。もう連れてっちゃおうぜ」
男の腕が伸びる…………ーーー
ガン、と鈍い音がした。