君に初恋………ー母の遺した宝物ー
「さっきは、本当にダメかと思った。
けど、廉くんはまた助けてくれた。
廉くんは、私を助けようとしてくれた。
その事実が、嬉しいんだよ。
怖いなんて思わないよ。
ありがとう、廉くん。
だから……
泣かないで」
気づくと頬を冷たい雨が濡らしてく…………
今気づいた。
俺は泣いていたんだ。
けど、廉くんはまた助けてくれた。
廉くんは、私を助けようとしてくれた。
その事実が、嬉しいんだよ。
怖いなんて思わないよ。
ありがとう、廉くん。
だから……
泣かないで」
気づくと頬を冷たい雨が濡らしてく…………
今気づいた。
俺は泣いていたんだ。