いつの間にか 好きだった
次の日から 二階堂さんは毎日やって来た


こうなると 本格的に本社に行かされるだろう


明日かもしれない
毎日 戸田さんがいるか ビクビクしていた


出社すると 朝から騒がしい
皆んなが揃うと 支店長は集合をかけた


とうとう この日がやって来たんだ
心臓の早さが半端無い
飛び出してしまいそうだ


支店長の隣には 戸田さんが…


深く深呼吸をした


今から言われる事を覚悟しなきゃ
涙が出てしまうかもしれない


本当は聞きたくない!
でも 聞かなきゃいけないんだ


グッと力を入れて 支店長の話に耳を傾けた


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