いつの間にか 好きだった
結局 1日話せなかった
情けない


いつもより早く 店を閉め 戸田さんの歓迎会を開いた


いつも行く 居酒屋


支店長の隣に戸田さん 囲むように皆んなが座った


だけど 私は一番端っこで 大人しく飲んでいる


情けなさ過ぎて 飲むしかない私
少しは大人になったはずだったのにな〜


「良かったですね。」


さおりちゃんが言いたい事が わからない


じっと顔を見たら ニコリと笑う


「皆んな 嬉しそうだもんね。」


「亜紀さんも。」


2年前の 私の気持ちを知ってるから
でも 終わった事

「仲間としては 嬉しいかな。お客様からも 人気だもんね。」


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