続・お前は必ず、俺を好きになる。
俺は柚葉を抱きかかえてベッドに移し、薄いタオルケットをかけてやった。



「おやすみ」



柚葉のサラサラな髪の毛に指を通し、額にそっとキスをした。



「……」




なぜか今、心のどこかでまだ柚葉の寝顔を見ていたいと思っている。




ベッドの隣に腰を下ろし、腕を枕にして柚葉の寝顔を眺める。
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