きたない心をキミにあげる。
私は圭太の純すいそうな性格にずっと甘えていました。
気を向かせようと、からかったり、せまったりもしました。
そんな私の心も十分にきたないと思うんだけどな。
かなしいけど、きれいなだけじゃうまく生きれないんだよきっと。
ほら、世の中だってきれいなイメージの有名人が恋におぼれてフリンしちゃったり、
みんなの生活をよくしようって言ってるせいじかがお金で何かやらかしてじしょくしたり。
よくあるじゃん。そんなもんじゃない?
それよりも、きれいぶってきたないことしている人の方がタチが悪いよ。
何も知らない人がせいぎ感ふりかざしてネットに好きかってきたないこと書きこんだり。
悪いことした人の子どもまでボロカス言ったり。
まわりでも、彼氏をうばわれたっていう理由でいじめをする人もいるし。
うまく言えないけど、みんながきたないとこを持ってるから、
正直ものがバカを見ることになるんだろうね。
だから、きれいときたないの間で、もがいて、あがいて、生きていくしかないのかな。
今思うと、お兄ちゃんもきたないとこいろいろあった。
最初は無理やりやられたし。やった後に冷たくされることもあったし。
好きだったからぜんぶ受け入れたけど。
ただ、お兄ちゃんが苦しんでたのに気づけなかった自分がくやしい。
あの時は好きすぎて何も見えてなかったんだよ。見ようとしてなかったんだよ。
お兄ちゃんも私に心を開く気にならなかったんだよ。
だから、圭太が自分のきたないって思う心を私に打ち明けてくれてうれしかった。
あれ。書いてることよく分かんなくなってきた。
この話は終わり!