君のクエスチョン
そして、引かれちゃう?
今までみたいに、仲良くできないかな?
「なぁ」
いつの間にか手に力が入ってしまっていて、ペンケースを握りしめていた。
「なに?」
泣きそうになるのをこらえ、なるべく明るい声で応える。
気にしない、ように。
ぎこちなくも机の上に教材を出す。
「それ、そろそろ解けたでしょ?」
“それ”。そう言いながら指差すのは、わたしのペンケース。
やっぱり、見ていたんだね。
ペンケースのポケットに入っているのは、君のクエスチョン。
「じゃあ、唯も答えてね」
ニコリと笑って、彼の目を見る。
もう、書くしかない。
今までみたいに、仲良くできないかな?
「なぁ」
いつの間にか手に力が入ってしまっていて、ペンケースを握りしめていた。
「なに?」
泣きそうになるのをこらえ、なるべく明るい声で応える。
気にしない、ように。
ぎこちなくも机の上に教材を出す。
「それ、そろそろ解けたでしょ?」
“それ”。そう言いながら指差すのは、わたしのペンケース。
やっぱり、見ていたんだね。
ペンケースのポケットに入っているのは、君のクエスチョン。
「じゃあ、唯も答えてね」
ニコリと笑って、彼の目を見る。
もう、書くしかない。