眼鏡とハンバーグと指環と制服と
結婚となると話は、別。
ここのところ、ずっとなつにぃが買って帰ってくれるお弁当だったから、今日
はちゃんとごはんを作った。
出された宿題をしながら、なつにぃの帰りを待つ。
ここしばらくは無理して早く帰ってたのか、今日は帰りが遅い。
そわそわしながら待ってたら、やっと帰るコール。
『ごめんね、遅くなって。
いまから帰るけど、あれだったらゆずちゃん、ピザでもとって先に食べてて』
「うん。今日はごはん、作ったからいいよ」
『そっか。作ったんだ。
なら、なるべく早く帰るね。
でも、おなかすいたら先に食べてていいからね』
「わかった」
電話の向こうは何故か、ざわざわしてた。
学校からじゃないのかな……。
「ただいまー、ゆずちゃん。
遅くなってごめんねー」
「ううん。別にいいよ。
私の方こそごめんね、いままでごはん作らなくて」
ここのところ、ずっとなつにぃが買って帰ってくれるお弁当だったから、今日
はちゃんとごはんを作った。
出された宿題をしながら、なつにぃの帰りを待つ。
ここしばらくは無理して早く帰ってたのか、今日は帰りが遅い。
そわそわしながら待ってたら、やっと帰るコール。
『ごめんね、遅くなって。
いまから帰るけど、あれだったらゆずちゃん、ピザでもとって先に食べてて』
「うん。今日はごはん、作ったからいいよ」
『そっか。作ったんだ。
なら、なるべく早く帰るね。
でも、おなかすいたら先に食べてていいからね』
「わかった」
電話の向こうは何故か、ざわざわしてた。
学校からじゃないのかな……。
「ただいまー、ゆずちゃん。
遅くなってごめんねー」
「ううん。別にいいよ。
私の方こそごめんね、いままでごはん作らなくて」