眼鏡とハンバーグと指環と制服と
「すみませんでした。
代わって私があやまります。
本当にすみませんでした」
「なんで七尾があやまるんだー?
あ、すまん。
月原だったかー」
「……城崎先生。
その辺でいいんじゃないのか?
七尾はちゃんと非を認めてあやまりに来たんだ。
……七尾、ちょっと来なさい」
「……はい」
吉永先生の言葉に鼻白んでる城崎先生を残して体育科室を出る。
連れてこられたところは、体育館ステージ脇の、誰もいない放送室だった。
「どういうつもりだ?」
「……私も悪かったし、な、月原先生も悪かったと思って」
……はぁーっ。
吉永先生は、大きなため息をついてる。
「あの件は、月原先生が被害届を出さないでおいてくれたとはいえ、城崎先生
の方に問題があると思う。
学校も何らかの処分を下すことに決定してるしな。
月原先生もやり過ぎといえばやり過ぎだが」
代わって私があやまります。
本当にすみませんでした」
「なんで七尾があやまるんだー?
あ、すまん。
月原だったかー」
「……城崎先生。
その辺でいいんじゃないのか?
七尾はちゃんと非を認めてあやまりに来たんだ。
……七尾、ちょっと来なさい」
「……はい」
吉永先生の言葉に鼻白んでる城崎先生を残して体育科室を出る。
連れてこられたところは、体育館ステージ脇の、誰もいない放送室だった。
「どういうつもりだ?」
「……私も悪かったし、な、月原先生も悪かったと思って」
……はぁーっ。
吉永先生は、大きなため息をついてる。
「あの件は、月原先生が被害届を出さないでおいてくれたとはいえ、城崎先生
の方に問題があると思う。
学校も何らかの処分を下すことに決定してるしな。
月原先生もやり過ぎといえばやり過ぎだが」