眼鏡とハンバーグと指環と制服と
……今回のことで。
意外だったことが一つ。

吉永先生はまあ、予想通りというか、夏生を庇ってくれてるんだけど。

……教頭先生が、夏生を辞めさせることに反対してること。

重い処分は受けてもらうけど、辞めさせることには反対だ、って。

城崎先生の処分を真っ先にいいだしたのも、教頭先生らしい。

修学旅行のときも、夏生が私の傍にいるの、許してくれたし。

……ずっとヤな人だと思ってたけど、ほんとはいい人、なの、かな?


それから一週間がたった。

夏生は相変わらず自宅謹慎のままだ。

その割に、私の送り迎えして、道場に通ってるけど。

やっぱり辞めるといいつつ、辞表は出してない。

あれからほんの少しだけ、変わったことがある。

そのひとつが、夜は一緒のベッドで眠ること。
私の調子がよくなったいまでも続いてる。
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