どんなことがあってもキミとなら………
1章

地味子の正体

「おっはよー!」


「おはよー!」


「なんであんな地味子が呉羽ちゃんに挨拶なんかしてんの?」


「あんな地味な子呉羽ちゃんとしゃべる権利なんてないわ!」


といろんなところからこんな声が聞こえてくる。


まぁ、そー言われるのも仕方ないんだけど。


呉羽ゎ私の親友。


そして、美人なうえに上森財閥のむすめだから。


「呉羽ゎ相変わらずモテモテだね!」


「いやー、でもめんどくさいよー!」


「まぁ、そりゃそーだよね。」


「蘭ゎいいよねー!」


「あはは、でも私ゎ私で変な意味でめちゃ目立ってるけどね!」
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