また君に恋をする
プロローグ
-すいません財布を落としましたよ?

-あっ!ありがとうございます。

-いえいえ。気をつけてくださいね。


顔が見えないから誰かはわからない。けれど、聴き慣れた女性の声と聞いたことのない男性の声がする。
そして、その2人は恋に落ちていった。

男性が女性に名前を尋ねた。

「━━━━。」

聴き慣れた名前だった。
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