白と黒〜2つのリストバンド〜
私の言葉に空の私を抱きしめている手に力がこもった。


「もう少し、このままで…」


「そんなことでいいの??」


「これがいい…」


「………」


私は静かに空の背中に手を回した。





────────────────


翌日私はいつもより早く家を出た。試合の会場は他校だ。


そして、私はその高校の前に着いた。私は後者を見上げて中に入った。


今日の対戦相手はこの間の練習試合で負けた相手だ。


今日は絶対に負けない…!


私は体育館を探しながら心に決めた。


というか…体育館どこ!?


「ねぇ君」


どうしよう迷った…


「ねぇって…」


地図ないかな…でも学校だしないかな。


「おーい」


どうしよう


「ねぇってっ!」


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