私の彼。
「俺は快のおにーちゃんの叶汰。」

かなたさん…。

どうりで雰囲気が似てると思った。

あ!そんなことより!

「え、えっと…ここに居た事、先輩には内緒にしてもらえませんか?」

私は叶汰さんのほうをゆっくりと見る。

「まさか、快がホントに監禁しちゃうとはねー。びっくりだよー。おにーちゃん嬉しい嬉しい。」

一人でブツブツ言い始めた叶汰さん。

「あ、あの…?」
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