私の彼。
「茜、あっちむいて、目つぶって」

先輩は私をベンチに座らせると、先輩と逆方向を見るように促された。

なんだろ・・・。

首に何か・・・。


「目、あけていいよ。」

そっと目を開けると、首には指輪のネックレスがかけられていた。

「かわいい・・・!」

街灯に照らされ、ネックレスがキラリと輝く。

「それ、実はおそろいなんだ。」

ペアルックとか、憧れてたから、ものすっごくうれしい!
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