私の彼。
「そっか。赤点か。よかった・・・。」

先輩は口角を上げた。

え?何がよかったんですか!?
私大ピンチなんですよ!


「大丈夫。俺が教えるから。泣かない泣かない。放課後、暇でしょ?教室で待ってて。」

先輩は私の頭をポンと一回だけ触れ、そのまま通り過ぎてしまった。

かっこよすぎるよ・・・先輩。
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