私の彼。
「あの、先輩…ここは何処でしょうか?」

赤くはれた目を気にしながらも先輩に聞いてみた。

さっきまで普通にいたけど、保健室じゃないみたいだし、誰かの部屋っぽい。

「あ、ここ、俺の部屋。」

「せ、先輩の部屋!?」

確かに、男の子っぽい感じはするけど先輩の部屋だとは…。

もっとお洒落してくればよかった…。

「学校閉めるから、茜をどうするかって言われて、保健の先生が親に電話したけど繋がらなかったらしくて。結局俺の家に連れてきた。」
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