私の彼。
「遊び…ね。」

先輩は私を抱きしめる腕を離すと、ベットに押し倒した。

え…?思考が全く追いていない。

「嘘はよくないよ?」

先輩は私の首筋に顔を埋める。

チクッ!

首筋に一瞬だけ痛みが走った。

ゆっくりと離れていく先輩の顔。

「綺麗についた。」

先輩の綺麗な黒髪の間から見える瞳が輝く。
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