私の彼。
「そうゆうことだから、俺から逃げないでね。」

先輩は私の額に口付け、部屋を出て行った。

先輩がいなくなった部屋は本当に静か。


昨日までは普通の部屋に見えたのに、今となっては私を閉じ込める檻でしかない。

先輩を狂わせたのは私…。

じゃあ、私が全部悪いの?

時計を見ると、短い針が8時をさしていた。

昨日、寝ちゃって、今は朝なんだ。

朝から驚きすぎて、疲れた…。
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