しんちゃんとみぃ

放課後

いつものように
みぃと並んで帰る。

サッカー部の声を聞きながら、苦虫をつぶしたような顔をして俺は歩く。

監督の盛り塩も効き目なかった。

みぃの家に行き
みぃの部屋で
いつものセックス。

初めて身体を重ねた日
みぃは初めてで
俺にしがみついてきた

愛しくて
この細い身体を
ずっと
抱きしめ離さないって決めたのに

ずっと
大切にしようと
思っていたのに

どうして
こうなったのだろう。
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