幼なじみから溺愛されてます
そうか……と言うと、

今度はベッドに寄りかかるように座る。





床に座ったからさっきほどではないけど

もともとの身長差もありすこし見上げる。





バチッと蓮の視線と私の視線が絡み合う。





そのとたん恥ずかしさがこみ上げて来て、

視線を下に落とす。





視線をはずす直前蓮の頰が

ほんのりと紅い気がした。






そして、しばしの沈黙。






下を向いてるから蓮の顔を見れないけど、

多分話すのを待ってくれてるんだろう。
< 110 / 123 >

この作品をシェア

pagetop