幼なじみから溺愛されてます
「え?な、なんかされたの?」






明里が少し焦ったように聞いてくる。






「うん。告白されて……………」



「は?」






明里から素っ頓狂な声が漏れる。





ちょっと………明里さん………は?って………





なんですか?

その、ありえない?みたいな声色は。





そりゃ、私が告白されるのなんて

ありえないかもしれないけど

それにしても酷くないかい?






「だから、告白されて…」



「は?告白された………だけ?」






なにやら、明里さんは放心気味。






「?……うん…そうだよ?」






明里は何だと思ってたの?






明里からはぁ〜っと、盛大なため息がもれる。






「なんだ。告られただけ?
余計な心配しちゃったじゃない。」







明里が呆れた声で言ってくる。
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