騙し愛


「……え、えええええ!!!なにそ、もがっ」



大声で叫んだちかの口を慌てて塞いだ。


「ちょ!声声声!!」


幸い放課後で人も少なくどこも騒がしかったので私達を気に止めてるような人はいなかった。


「私も弱み握られて仕方なく。2ヶ月だけだから!!」


ちかは私の好きな人を知ってる唯一の子で藤川と付き合ってると聞いた時不思議に思ったらしい。


「なるほどね。これで納得だわ。

ってか藤川も鬼畜ね。」



ちかのセリフに?を頭に浮かべる。


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