騙し愛
「ご、めん。私自転車なんだ……。」
気まずそうにいう私。だってせっかく誘ってくれたのに申しわけなくて。
「え、嘘まじか〜
じゃあ用事済んだら少し時間くれない?
相談したい事があるんだ……」
真剣な高田くんの表情に承諾してしまった。
しかしバスケをしている間どこかで高田くんを待たせるのも気が気じゃなかったので一緒に体育館に連れていくことにした。
だけど高田くんは体育館には入ろうとせず外でまってるの一点張りだった。
仕方が無いのでさっさとバスケして相談に乗ろうと1人体育館に乗り込んでいった。