#恋·恋



魁斗が扉を開け、蓮と私は店に足を踏み入れた。


「いらっしゃいませ。西嶋様お待ちしておりました」


着物を着た40代ぐらいの優しい雰囲気の女性が笑顔で迎えいれてくれた。


「こちらへどうぞ」


そう言って、カウンターへ案内してくれた。


「どうぞ」

女性が優しい笑顔で椅子を引いてくれお礼を言い、席に着く。


左隣は蓮、その奥は魁斗が座った。


「好きな物食え」

蓮の言葉に私はテーブルにあったメニューから蓮に目を向けた。



< 52 / 83 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop