#恋·恋









群がる蝶を無視して満島さんを探し続けた。


『満島さん』

事務室から出てきたところで遭遇し、名前を呼んだ。

満島さんは振り返ると私をみて止まった。

『…?あの、』

さっき美容院で渡された封筒を渡す。

「…っ、あ、ありがとう」

少しして我に返った満島さんが封筒を受け取る。

「あとは昨日いた部屋で待機してて」

『わかりました』

そのまま待機する部屋へ向かった。





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