【完】ふたりは幼なじみ。〜クールな執事の甘い溺愛〜
私から見たらカイだってじゅうぶんイケメンの部類に入ると思うんだけど、レミ的にはそうじゃないみたい。
レミはとにかく面食いで、顔にうるさいから。
まぁレミってすっごい美人だし、スタイルだってモデル並みだから、ついついそう言いたくなるのかもしれないけどね。
「この前なんてね、カイに着替え見られたのよ!最悪でしょ?
カイってなんか抜けてるのよねー。
私が言ったこともすぐ忘れちゃうし、気も効かないし」
「あはは、まぁそのぶんレミがしっかりしてるからいいじゃない」
「でもー、普通逆じゃない?
私が時々面倒見てやってるのよ。おかしいでしょ?
だから神楽くんが本当に羨ましい。
あんな専属執事欲しかったなー」
「あはは。そーお?」