【完】ふたりは幼なじみ。〜クールな執事の甘い溺愛〜
ビックリしすぎて思わず声をあげてしまった。
なにそれ…!
そういう目って、どういう目??
しかも超絶可愛いなんてまた、お世辞にもほどがある。
「そういう…目?」
私がドキドキしながら尋ねたら、レミは真面目な顔して答える。
「だからー、女としてってことだよ。
神楽くんだってお年頃だからね。
彼女の一人や二人できてもおかしくないのに、そういう気配ないからなんでかなって」
「…あぁ。まぁそれは私もそう思うけど……」
確かにかーくんに好きな子が出来たとか、彼女が出来たなんて話は今まで聞いたことがない。
執事だって恋愛するのは自由なのに。
「実は梨々香のことが好きだから…だったりしてね」
「えぇっ…!?」