【完】ふたりは幼なじみ。〜クールな執事の甘い溺愛〜
レミがイタズラに笑う。
だけどそれはさすがに全力で否定した。
だって、そんなのありえないもの!
「ないない!そんなのあるわけないでしょ!
あったら困るって!
変なこと言わないでよーっ!」
私とかーくんはあくまでも、お嬢様と執事の関係。
そして幼なじみってだけ。
かーくんが私を守ってくれるのも、面倒見てくれるのも、執事としての使命感から。
だからそれ以上の感情なんて、ない。
あっちゃいけないんだ。
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